CaramelCamel’s blog

キャメルの地味なアメリカ生活

7: 日本で乳がん検査

 

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2016年 秋に日本に里帰りした際、念のため、アメリカでの検査結果を持参して乳腺外科を受診しました。

アメリカでのマンモグラフィー検査結果は、「カテゴリー3:おそらく良性」半年後にフォローアップの検査をするようにとのことでしたが、半年待って手遅れになったらと不安で、念には念を。

実際には、石灰化で見つかる、未だしこりのできていないがん細胞が乳管内にとどまっている非浸潤がんは、半年後の検査でも十分に早期の段階だった、と、今は思うのですが、その時は半年放って置いて手遅れになってはと、思っていました。

日本の病院ではマンモグラフィーとエコーを撮って、やはり石灰化は認められたものの、その他の指摘事項はなく、経過観察で年に一度マンモグラフィー等の検診を受けていれば (何か変化があればその時見つかるし、それで十分間に合うから) 大丈夫でしょうとのことでした。

 

ここで、私の頭の中では、「おそらく良性」が「良性らしい」に変わりました。

 

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6: マンモグラフィー 再検査の結果

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再検査では、追加でマンモグラフィーで左側の石灰化が見つかった部分を拡大して撮影。

結果は、
カテゴリー3:おそらく良性 (Probably benign finding)
でした。

この年(2016年)が初めてのマンモグラフィーだったため、前年度との比較などが出来ないので、半年後に石灰化が増えていないかどうかを確認する追加検査を勧められていました。

ちなみに、マンモグラフィーの結果は1から5のカテゴリーに分類(*)されるようです。
カテゴリー1:異常なし
カテゴリー2:良性
カテゴリー3:悪性の疑いを否定できず(ガンの可能性 5%)
カテゴリー4:悪性の疑い(ガンの可能性50%)
カテゴリー5:悪性 (ガンの可能性95%)
 (*) 乳がん検診に引っかかりやすい体質って?「要精査」を怖がらないで


こう見てみると、カテゴリー3なら、ほぼ (95%) 癌ではないらしいと、胸をなでおろしました。


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5: 思わぬ再検査

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初めてのマンモグラフィー(2016年 夏)を受けて数日後、検査センターから電話があり、折り返し電話をして再検査の予約を取るようにとのメッセージが。
まさかの展開に、ドキッとしながら検査センターへ、再検査の予約を取りました。

健診の場合(1-2週間後)とくらべて、再検査の予約はすぐ翌週に。

初回の検査で、左胸に石灰化 (Left calcification)が見つかったとのこと。

あとになってネットで調べてみると、石灰化そのものは癌ではなく、石灰化の99%は良性もの。

また、初回の検査結果には乳腺密度が高く(高濃度乳房)マンモグラフィーに写りにくいと記載されていました。
Tissue Density: The breast tissue is extremely dense, which lowers the
sensitivity of mammography.

なので、再検査といっても、さほど心配する必要はなかったのですが、その時は一瞬青ざめました。


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4: 初めてのマンモグラフィー

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初めてのマンモグラフィーは、2016年 夏。

あくまでも健康診断の延長線上、40歳を超えたら健診が増えたねー、と呑気に受けに行きました。

受付では、ピンクのジャケットを着た白人のおばあちゃまがボランティアをしていて、「あら、あなた初めて?それじゃあ、この用紙のココとココに記入して、名前を呼ばれるまで待っててね。」と。

名前を呼ばれて、事務の人に記入した用紙(名前・住所・病歴などを書く)を渡し、保険・ID・掛かりつけ医などを登録して、名前・生年月日の入ったリストバンドを付けてもらって、奥へ。

奥へ通してもらうと、先程のボランティアのおばあちゃまが、更衣室・お手洗い・ロッカー・待合室を案内、検査用のガウンをくれました。

小柄で細身のそのおばあちゃまは「あなたとか私みたいな人は、マンモグラフィーは痛くないのよ。安心してね。」と小声でウィンク。(^_-)-☆

ぺちゃで良かった。(´▽`) 

(注:日本人としては決して小柄でも細身でもないのですが、ここアメリカでは、ほとんどの日本人は小柄で細身の範疇に入ります。)

 

ガウンは着物の袖なし上半身のようなもので、片方の肩だけ外せるので、片方の胸はカバーしたまま検査を受けることが出来ます。検査技師の人は女性ですが、丸々上半身をどーんと出さずに済むのは、気持ちの面で助かります。

待合室には、お茶や水、寒くないようにブランケットや、雑誌が用意されていて至れり尽くせり。既に待合室に居る人たちも、皆ガウンを着てのんびりしています。

名前を呼ばれて検査室に入ると、名前と生年月日を聞かれて、リストバンドと確認していざ撮影。左右の胸を縦横1枚ずつ、計4枚。1枚ずつ撮るたびに一旦、息を止めます。

挟めるほど無いんじゃないかしら?という不安も、あっという間に解消。検査技師の方は手際よく、小さな胸でも上手に挟んで撮ってくれました。

 

 

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3: 始まりは

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始まりは、去年(2016年)夏の健康診断。

数年前から受けている健康診断(問診・血圧・血液・尿)では、まったく問題無し。

いたって健康良好。

それまでの乳がん検診と言えば、健康診断での触診のみ。結果も特に問題無し。でも、40歳を超えたということで、そろそろ始めましょうと、乳がん検診のマンモグラフィーを受けることになりました。

マンモグラフィーってどんなだろう?とほぼ健康診断の延長線上、見学体験をしに行くような気分で、検査センターへ予約を取り、いざ検診へ。

この時点では、自分の健康に何の疑いもなく、健康を確認するために行くという感じでした。

 

アメリカでマンモグラフィーを受ける流れは:

かかりつけ医(内科・ファミリープラクティス・産婦人科医など)から健診のオーダーを検査センターへ出してもらい、検査センターへ自分で電話をして日時を予約します。検査結果はオーダーを出した先生へ報告されますが、この際、オーダーを出した先生以外にも結果を届けて欲しい場合は、その旨を伝えるとそうしてくれます。(「他にドクター居る?」という感じで、検査センターの受付で聞いてくれました。)私は、内科と産婦人科の先生へ結果が届くよう依頼。また、検査結果は私の行った検査センターでは、検査センターのウェブサイトからアカウントを設定すると自分で見ることが出来るようになっていました。

 

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2: まさかの!?

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あったかスリッパ


思いもよらなかったこと。
えー、私が???と。

病気になってしまいました。
乳がんです。

でも、先日無事に手術を終えました。
大丈夫です。

後は、回復あるのみ!

少しずつ、今までの流れと、これからをアップしていこうと思います。


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1: 思いもよらないこと

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夏の友だったはず。。。まだ、居ます。
羽も立派になったのにね。
そろそろ、涼しくなってきているので、暑い季節が好きそうなバッタは大丈夫なのか?とちょっと心配。
でも、ロサンゼルスの冬はそんなには寒くならないので、このまま年を越しちゃうかしら?


はてさて、頑張っても努力してもどうにもならないことからは、諦めるということを学んだ気がするのですが、この度、思いもよらないこともあるということを体験中。

しばらくは、その思いもよらないことを中心に、ここに記録として書いていこうかなと思っています。


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