CaramelCamel’s blog

キャメルの地味なアメリカ生活

試されてる?

f:id:CaramelCamel:20200127155759j:plain

 

なんだかもうコロナは人類の敵な気がしてきました。

重篤化する人がある一定数を超えたら、どの町もどの国もアウトです。

 

重篤化する人が少なく、そうなってしまった人に十分な医療を提供できるうちは先進国にいれば何とかなりますが、医療現場が対応できる数を超えてしまった時に、助けられる人も助からない状態になってしまいます。

 

そうならないためには、拡げないこと。拡がる速度を極力下げること。

 

私は健康だからとか若いから大丈夫という元気な人が多くの人との接点を持てば持つほど多くの人に危険をばら撒く可能性が上がります。

 

お年寄りや体の弱い人だって最低限の活動は必要です。ご飯は食べなくちゃいけないし、薬局や病院にも行かないといけないかもしれない。体力を維持するための運動も必要。余程重篤な状態でない限り無菌室にじーっとしている訳にはいかない。

 

お年寄りだけ、体の弱い人だけ気を付けてというのはとても乱暴なことに思えます。

 

元気な人こそがきちんと良識と思いやりをもってこの感染の拡大をなるべく早く終わらせるよう、忍耐強く、我慢強く、自らの行動を制限する必要があると思うのです。

 

何度も破産してもアメリカ大統領にだってなれるのだから、経済よりも人命です。人が居ないところに経済は成り立たないのだから。お金はいくらあっても人間は金魚一匹作れません。『一億円あったって金魚一匹つくれんばい。』と言ったがばいばあちゃんを思い出します。

 

人が作ったものは、また作ることが出来ます。それが経済であれ株価であれロケットであれ。でも失われた命は決して戻ることが無いのです。

 

コロナが人災ではなく天災であり、ある程度の犠牲は自然の一部として免れないのだとしても、人として出来ることをしながら、早く収束することを祈ります。

 

 

キャメル