少子化対策！？
私、ちきりんさんのブログ『Chikirinの日記』のファンです。
ここ、Hatenaでブログを書こうと思ったのもちきりんさんが使っていたから。(単純(^^;)）
さて、先日の記事を読んで、ハンガリーの少子化対策「子供を4人産んだ女性は、一生、所得税をゼロにする！」に大胆だなぁと思うと同時に、女性にとってはすごい負担だと感じました。
いち女性としてこれは繫殖牝馬より大変そうな気がします。競走馬なら現役時代良い成績を残して、引退してから子供を持つことが可能だけれど、人間の場合、一部のアスリートを除いて現役を引退してからでは子供は持てません。それに競走馬なら子育ても人が手伝ってくれそうですが、保育園も足りない日本では人も行政も助けてくれそうにありません。その上、体力的に良さそうな時期に産もうと思ったら25歳から35歳位の間にキャリアを4回中断する訳です。
所得税の負担が重いとの認識のある、稼げる、優秀な女性に子供もたくさん産んでもらおうというのは、国にとっては良い案ですが、実行する女性の負担は相当です。きっとそんな大胆な政策をするぐらいだから育児や教育に関しても手厚いサービスがあるのだと思いますが、それにしても4人。4人産んで子育てしながらキャリアも健康も損なわない方、本当に尊敬します。
なんだかアイデアがとても男性的で、インセンティブを謳いながら鞭を打つ、ニンジンをぶら下げて走らせる感じが怖いです。この政策を喜ぶ女性は実際どれ程いるんでしょう？人口増えるんでしょうか？
保育園（100％希望者は入れる）、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学は昼食付き(お弁当持参は希望者のみ)。2人目は学費(保育園・幼稚園も含む）50％、3人目以降は25％。但し、1人目が高卒の場合は、2人目が大学に行っても1人目とカウント。(日本の大学に行く意味とかはとりあえず横に置いておきます。）
とかはどうでしょう？子供をたくさん産んでくれる女性の負担を減らし、子供の成長を応援してくれる政策を期待します。
キャメル
