CaramelCamel’s blog

キャメルの地味なアメリカ生活

再建 17:執刀医からの卒業

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2018年9月中旬

乳癌の左胸全摘手術の執刀医の先生に経過を診てもらいに行ってきました。

今後の経過を観察したり、ホルモン療法の薬を処方してくれるのは腫瘍内科の先生です。

外科の先生は手術が無事に終わって、手術の傷も良くなれば卒業となります。左胸全摘のあと再建があったので、再建手術が終わるまで寄り添って経過を見てくれました。とても良い先生だったので、もう会う機会がないのかと思うと少し寂しい気もしますが、外科医に会わなきゃいけないというのは手術が必要ということなので、ホッともしています。

再建をしてくれた形成外科の先生には、もう1回、10月に経過観察で診てもらう予定です。

今回、これが最後のチャンスだと思ったので、執刀医の先生にお願いして、初めて手術前のMRIの画像を見せてもらいました。日本だと手術の前に医師が画像を見せながら説明するイメージなのですが、それが無かったので見てみたかった。

手術前の生検の結果は書面でもらっていて、間違いなく癌があったのですが、何となくどこかで本当に癌だったのかしら?とキツネにつままれたような気持ちが残っていたようです。早期発見で自覚症状も胸の小さなしこり以外はなく、日常生活も支障なく送れていたので、手術しなくても大丈夫だったんじゃないの???というような。

でも、MRIの画像を見せてもらって納得しました。採ってもらって良かったと。乳癌かもという段階から色々と調べて、ネット上にある乳癌の患者さんのMRI画像を見ていたので、自分の画像を見せてもらった時、あぁこれはダメなタイプだと実感しました。左胸には非浸潤癌もあったので、やっぱり全摘してもらって良かったと。逆に右胸の良性だった腫瘍は画像上もすっきりくっきりで確かにこれは良性そうだと分かるものでした。

 

 

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