CaramelCamel’s blog

キャメルの地味なアメリカ生活

再建 6:お薬

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今回は、前回手術の時の薬(痛み止め・吐き気止め・抗不安薬)が残っていたこともあり、感染症予防の抗生物質だけ処方箋を出してもらいました。

前回処方された抗生物質にはアレルギーを起こしてしまい、術後の痛みが少し落ち着いた頃に湿疹とその痒みで、一難去ってまた一難のダブルパンチ。前回の手術の後、アレルギー科を受診し、あたらない抗生物質を確認しました。

日本に居た頃は、病気という病気も怪我もなく、抗生物質にアレルギーがあると知ったのは、アメリカに来てから。やけどをした際に処方された抗生物質に大当たり。やけどそのものよりも、その後の湿疹による痒みが長引いて辛かったですが、お医者さんは薬(抗生物質)が抜けるのを待ちましょうと呑気な対応(これ以上お薬は出さない)でした。

今なら、Over the counter (処方箋無しで買える薬)で症状を緩和させる飲んでもいい/塗ってもいいお薬教えてください、とか言えるのですが当時は医者に薬を出してもらえなかったら後は我慢と思っていました。日本では処方箋が必要な薬も、アメリカでは薬局で処方箋無しで買える(そこそこ効くお薬も病院に行かなくても買えて、ジェネリックは保険無しでも安価である)ものもあるので、アメリカの市販薬に馴染みが無い場合は、医師又は薬剤師に聞いてみるといい、と知るのはずっと後のことでした。

体格の違いや医療(保険?)制度の違い、又、上記の理由からも、アメリカで処方箋を出してもらうお薬は強い(量も多い?)気がします。

 

今回はこの3種類の薬で乗り切りました。

・Alprazoram(アルプラゾラム) 0.5mg:不安緊張解消の薬。手術の前夜と当日に一錠ずつ。前回の残りですが、今回も医師の指示により服用。手術前に眠れなかったり緊張して体力を落とさないようにとの配慮ですが、これを摂ったら車の運転不可。手術前は確かに非常時とはいえ、後から考えるとこういう薬をポンと出してくれるのが、何ともアメリカ。

・Keflex(ケフレックス) 500mg:手術後1日4錠 10日間。感染症予防の抗生物質。

・Acetaminophen (アセトアミノフェン)500㎎:痛み止め。これはTylenolという市販薬。医師に処方してもらった痛み止めもある(残ってる)のですが、(副作用)強すぎて具合が悪くなってしまうので、前回入院中に看護師さんが勧めてくれたこちらを今回も服用。但し、こちらは肝臓に負担が掛かるので1日に4000mgを超えないようにとのこと。

 

また、前回の手術の後から服用している5年間服用予定のTamoxifen(タモシキフェン:再発転移予防の為のホルモン療法の薬)は腫瘍内科の先生の指導により、手術前後1週間ずつ服用を止めました。これはこの薬の副作用に、若干血栓ができる確率が上がるというのがあり、手術の後はそれでなくても血栓ができやすい状況になるので、少しお休みしましょうということでした。

骨密度を低下させないように、腫瘍内科の先生の指導の下摂っているビタミンDは、今回の手術には影響が無いということで、そのまま継続して摂っています。

 

書いてみてたら、なんだか色々と摂っていてびっくり。

 

 

キャメル