CaramelCamel’s blog

キャメルの地味なアメリカ生活

14: MRI検査

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MRIの検査は2017年9月上旬、日本へ里帰りする日でした。

飛行機は夜中に出発する便だったので、日中に病院巡り。

MRIがある病院では、検査用にガウンに着替えるとすっかり病人みたいで、なんだかショック。

そういえば、と、MRIの技師の人に今日は胸にDCIS(初期の非浸潤乳がん)が見つかって手術に必要な検査と言われて来たのだけれど、実はもう一つ気になるしこりがあってそれは多分マンモグラフィーでは写りにくい位置にあるのか見つかってないみたいなんだけどMRIには写る?と聞いてみた。

そう、DCISが見つかったため、気になっていたしこりがそっちのけになっていた。

MRIの技師の人はMRIは両胸撮るし、マンモグラフィーよりも精度が高く写る範囲も広いから何かあれば分かるから大丈夫とのこと。技師の人曰く、乳がんはMRIで検査した方がいいけど、時間もコストも掛かるし造影剤(アレルギーの人もいる)も打たないといけないから、全員が受けるわけにはいかないけど、乳がんの疑いのある人とか、遺伝的に乳がんになる確率の高い人は受けた方がいいと思うと。(ちなみに、MRI撮影後、飛行機に乗るのは問題無いそう。)

検査室へは女性のスタッフが一緒に入って、セットアップ。乳房のMRIは胸の部分が開いた寝台にうつぶせで撮りました。寒くないように毛布を掛け、大きな音がするので、耳栓をしてその上からヘッドホンを装着、左腕は造影剤の点滴(これは撮影途中から投入されるので、点滴が始まったら折り返し地点)、右手は途中で気分が悪くなったり何かあった時のSOSのスイッチを軽く握り、カプセルのような機械の中へ。

ヘッドホン🎧からは検査室の外側の技師の方の声が聞こえます。「大丈夫ですか?」「これから始めます」とか、「造影剤入ります」とか、それ以外は音楽♪を流してくれました。

 検査技師の方は、たとえ何か写っていても何にも言わない。これは、MRIに限らずマンモグラフィーでも、エコーでも日本でも。

その後、主治医(内科医)にも呼び出されていたので、主治医のクリニックへ。乳がん検診マンモグラフィーのオーダーを出してもらっていたので、結果がそちらにも届いたようです。先生はDCISで乳がんが見つかったならラッキー。手術も部分切除で日帰りで出来る。取ってしまえば転移もないから予後もいい。アメリカで生活している日本人は、日本にいる日本人より罹患率が高い。インフルエンザではなく風邪で良かったですねみたいな軽いノリ。そもそも気になっていたしこりについては触れず。聞いてみると、MRIを撮ったならそれに写るから、執刀医が気が付かないまま手術になることはないとのこと。

もしDCISが見つかってなかったら、どうなっていたんだろう???

 

 

 キャメル