CaramelCamel’s blog

キャメルの地味なアメリカ生活

アメリカは女医が多い?

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イタリアンパセリとタイムとオレガノ

 

今回、アメリカで治療を受けてみて、沢山の女性の医師・看護師さんにお世話になりました。また、今もお世話になっています。

という訳で、お世話になっているドクターを男性・女性で書いてみます。

・乳癌検査医師 (男性):生検などでお世話になりました。マンモグラフィーの読影も担当しています。

11: マンモグラフィー(ステレオ)ガイド下 マンモトーム生検

16: しこりの針生検

・病理医 (多分皆さん男性):お会いしたことは無いのですが、生検や手術の際採った細胞を検査してくれる医師で検査結果のレポートに名前がありました。

・乳癌全摘手術執刀外科医 (女性):心身共にお世話になりました。

・乳房再建形成外科医 (女性):全摘同時再建でエクスパンダーを挿入。その後、エクスパンダーをインプラントに交換。

・腫瘍内科医 (男性):術後の経過と治療を診てくれる先生。ホルモン療法やビタミンD補充など。

・放射線科医 (女性):術後の治療方針を決める際に、腫瘍内科の先生の紹介でコンサルテーション (放射線科医の見解・アドバイスを聞きに)行きました。

・主治医の内科医 (女性):健康診断や乳がん検診などのオーダーを出してくれる。

・産婦人科医 (女性):婦人科健診でお世話になっています。女性特有の体の不調に関して相談できる先生。

・アレルギー科医 (女性):抗生物質のアレルギーを調べてもらいました。

・皮膚科医 (女性):術後の湿疹などでお世話になりました。

こんな感じで、沢山の女性ドクターにお世話になっています。

 

日本で女子学生の医学部受験が不利なんて、本当にナンセンス。医師というのはどの専門でも易しい職業ではないし、そこに至るまでの勉強やトレーニングも大変だと思う。そこに向かって行こうという志のある若い人たちにはどんどんチャンスをあげて欲しい。

そして、女子学生には例え不利であっても男子学生の下駄などものともせず、いっそ裸足でも分け入って、なりたいものになって欲しい。私のお世話になっている先生方で、私の知っている限りだけれど、外科医2名、産婦人科医、皮膚科医の先生たちは女性というだけでなくお子さんもいる。

職業も働き方も自由に選べるようになってこそ、女性ももっと活躍できるし、社会も豊かになるんじゃないかなぁ。女医が増えると皮膚科と眼科ばかりになるというのを目にしましたが、それは単に労働環境がそうさせているのではないかしら?

私大の医学部を目指せる家庭出身であれば、日本にこだわることなく海外で勉強するのもありだと思う。

 

患者になってみて、同性である女性の先生方が沢山いてくれるのは、本当にありがたいし心強い。

 

 

キャメル

 

 

再建 13:散歩

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再建手術後は手術の翌日から散歩を始めました。

散歩と言っても家の近所をトコトコと10分から15分程です。

手術から2週間を過ぎた頃、近所の公園へ出掛けてみました。

この公園一周約1マイル(1.5キロ)。途中、無理かなと思ったらショートカットもできるので、歩いてみました。周りの人たちの歩きが速いなぁと感心していたら、どうやら私が遅いらしい。だいぶ普通に歩けるようになったと思っていたのですが、まだまだのようです。それでも、無事に一周歩けて、嬉しかった。

疲れやすいのが、悩みの種。少しずつ体力を取り戻したいです。

 

 

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再建 12:健康診断 (2018年)

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年に一度の健康診断に行ってきました。

健康診断は主治医でもある内科の先生の所で受けます。

検査前10時間は絶食なので、朝食抜きで行ってきました。

再建後の胸もきれいに出来てますよと、執刀医以外の医師に言われちょっと安心。

今回から、採血は健側の腕にお願いしました。

ところが、これが、看護師さんにも私自身にもつらいことが判明。健側の腕はどうやら血管が細いらしい。その上、朝ごはんも食べてないし、クリニックの中は冷房がとてもよく効いている。一人目の看護師さんは、細い針にしましょうと針を取りに行ったものの、刺さずに断念。もう一人の看護師さんが針を刺してみたものの、肝心の血液が針の方に流れてこない。針を刺した状態で、針を動かしてみても (この状態に更に血の気が引いていく気がしましたが)やっぱり採れないということで、しばし休憩。

改めて、健側の別の血管をねらって、ようやく採血。でも、血管が細いせいかポタポタポタと今度はなかなか量が採れない。看護師さんも2人がかりで、小さな試験管のような容器に3本採る予定だったところ、「ミニマム、ミニマムで行こう!」と言って2本。それぞれに半分ずつ程採血して終了。

一応、病後なので、血液検査で分かるものはしっかり検査して欲しいのですが、足りたかなぁ。いや、2本に半分ずつで良いなら、いつもその量でお願いしたい。

どっちだろう???

検査結果は、大丈夫であれば郵送で、何か見つかればクリニックからお呼び出しが掛かるシステム。もし、1カ月経って何も届かなければ、こちらからクリニックに連絡するようにということでした。(これは郵送紛失とか電話のメッセージがうっかり消えてしまったとか)。

  

全摘した方の腕には太い血管があって、手術をするまでは看護師さん達はいつもどこの病院やクリニック、ラボに行ってもその太い血管に針を刺すので、失敗といっても後で内出血することはあっても、まず一回で刺さらないということは無かったんだけど。。。

 

採血があるときは温かい上着を持参しよう。 

 

 

 

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再建 11:食事

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8月に入り、まだまだ日中暑いけど少しずつサンセットの時間も早くなり、季節の移ろいを感じる今日この頃。

2018年夏の思い出は、乳房再建って・・・。

再建手術後の食事は、手術当日の夜も軽いものであれば食べて良いということだったので、手術前に作っておいたチキンと野菜のスープを頂きました(日帰り手術)。今回は抗生物質にあたることも無かったのですが、なかなか食欲が戻らない。内科の先生によると、手術で体にストレスがかかってるから、胃酸が多く出て若干胸焼けモードになっているんだそうです。サラダとかスープとか蕎麦とか果物とかさっぱりした物は美味しく食べられるんだけどなぁ。どかっと食べられないので、こまめに食べるようにしています。



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再建 10:インプラント

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再建方法は幾つかあるようですが、私が受けたのは1回目の手術で全摘してそこにエクスパンダーを挿入(全摘同時再建)し、しばらく(6カ月以上)たってからエクスパンダーをインプラントに交換する2回目の手術を受けるというもの。乳頭は温存できたので、乳頭は再建無し。

 

インプラントはMentor社のメモリージェル ブレスト インプラントの表面がスムースなタイプの丸型(MemoryGel Breast Implant/ Xtra Smooth Round Moderate Plus Profile Implant) 。

Mentor - Breast Products

一見、透明なので液体のように見えますが、中味はジェル状のシリコン。表面スムースの丸型なのは、運動したりしてインプラントが動いた場合、丸型の方がしずく型よりも問題になりにくいからだそうです。私のライフスタイルからも、こっちの方が良いという勧めでした。形も触り心地もこっちの方がいいし、というのは形成外科医の好みによるところも大きいかも。(ちなみに先生は一つ年上の女医です。)

 

エクスパンダーもこちらのメーカーのものでした。

 

 

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再建 9:療養の友

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療養の友はYouTubeで大喜利。
薬で多少頭がぼーっとしていても、何もしないでいると気になる痛みがあっても、楽しく大人しく過ごすことが出来て良かった。

コメディーを英語で楽しむのは、何年アメリカに住んでも難しいけど、さすがに生まれ育った日本の大喜利はぼーっと見ていても楽しめる。いっぱい笑って回復にも一役買ってくれた気がします。ずーっと続いてほしい日本の文化です。

 

 

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再建 8:動かした脂肪 (脂肪吸引!?)

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そんなこんなで、足(太もも)の脂肪を胸に持ってきたのですが、両足太もも大あざです。両方の太ももから合計120mlの脂肪を取って、使ったのは90mlだったそうです。

ドクターに足細くなったよと言われても、見るも無残なすがたに嬉しくない。

片方からたった60ml(大匙4)程度の脂肪を取るのにこんなになってしまうなんて。。。それっぽっち取ったって細くなんかならない。むしろ術後は腫れてかえって太くなっていたと思う。

 

ひざの上とモモの付け根に穴をあけた痕、計5カ所。

 

 

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